電力システム改革に関する制度設計ワーキンググループを設置


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■電力システム改革に関する制度設計ワーキンググループを設置

7月9日経済産業省は、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会電力システム改革小委員会の下に、 電力システム改革に関する制度設計ワーキンググループを設置しました。 このワーキンググループは、電力システム改革を着実に進めて行く上で、 現実的な制度設計に関する検討や審議を行い、 2020年までに電力システム改革を実現する為に必要なスケジュールを具体的にする為に設置するものです。

制度設計ワーキンググループの委員は、各専門分野の有識者や事業者15名で構成されており、 事業者には決議権はありませんが、一般電気事業者及び新電力の事業者が含まれています。 また、この他に審議内容に応じて、発電会社、システム開発会社、金融関係者、 消費者庁、公正取引委員会、自治体等の関係機関などにオブザーバーとして入ってもらうとしています。

6月に廃案となった電力自由化を3段階で進める電力システム改革の電気事業法改正案ですが、 経済産業省は秋の臨時国会において再提出するとしており、 電力システム改革に遅れを生じさせない布石になる事を期待したいと思います。
(2013年8月5日)

参考)電力システム改革に関する制度設計ワーキンググループ

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