中部電力が新電力のダイヤモンドパワーを買収


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■中部電力が新電力のダイヤモンドパワーを買収

中部電力株式会社(本社:名古屋市)は、ダイヤモンドパワー株式会社(本社:東京都中央区)の株式の80%を取得することで合意し、 株式譲渡契約を締結したと8月7日に発表しました。株式譲渡日は2013年10月1日の予定です。 ダイヤモンドパワーは、三菱商事株式会社の100%子会社で、新電力事業をしている会社ですので、 一般電気事業者の中部電力が新電力事業者(特定規模電気事業者)を買収する形で新電力に参入する事になります。

このほかに中部電力は、三菱商事および日本製紙株式会社と、石炭火力発電設備を建設運営する発電事業の新会社を 静岡県富士市に設立するとしており、この新会社(運転開始は2016年5月予定)で発電した電力を、 ダイヤモンドパワーを通じて小売りや電力取引市場に供給する予定との事です。 中部電力は周波数60Hz(一部50Hz)の電力を供給していますが、新電力であるダイヤモンドパワーでは50Hzの電力を供給できるので、 首都圏にも電力を供給できる体制が整う事になります。
(2013年8月20日)

参考)ダイヤモンドパワー株式会社の株式取得と発電事業会社の設立について

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