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■扇島パワーステーションが新電力向け3号機建設を発表

株式会社扇島パワー(東京ガスと昭和シェル石油の共同出資)は、 既に稼働中の扇島パワーステーション(神奈川県横浜市鶴見区)での2機の天然ガスを使った発電設備に加えて、 第3号機目の発電設備の建設を発表しました。

扇島パワーステーションでは現在、2機のガスタービンコンバインドサイクル火力発電(2010年3月31日に1号機運転開始、2010年7月12日に2号機運転開始)で、 新電力向けに発電しており、3号機は来月2012年11月に建設を開始し、2015年度中の運転開始を目指すという事です。 これにより、1機あたり407,100kWで合計1,221,300kWの電力を発電できる設備となり、これは原発1機分以上の発電量に相当する事になります。

ガスタービンコンバインドサイクル発電とは、 天然ガス等を燃料とするガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた火力発電方式で、初めにガスタービンを使って発電し、 さらにガスタービンの排気ガスの排熱を利用して蒸気タービンを回して発電するという高い熱効率が特徴となる発電方式なので、 同じ量の燃料で通常の火力発電よりもより多くの電力を得られる仕組みとなります。 (2012/10/31)
参考)「扇島パワーステーション」の3号機建設について(東京ガス)
参考)ガスタービンコンバインドサイクル発電(電気事業連合会)

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